S7S8のポケットファンクションの記事やPGL、自分で潜った感想などから制作。参考までにとどめるべし。S8はあまり潜れていないので記事から得た印象などが多めになります。
1500~2000の間に多くマッチングする相手をまとめ、2000を達成できる構築の作成を目的としています。
<メタるべき軸>
流行り構築
→HDベースで半分回復実でほぼ確定。地震、欠伸、吹き飛ばし、ステロで完成されている。
→龍舞羽休めが主。サイクルを回しつつ隙をみて舞って全抜き。ノーマル?技1ウェポンか地震搭載型。1ウェポンの場合は身代わりを搭載。
→S7時点ではアーゴヨンやコケコを意識した調整がみられるが今後の動向は不透明。毒々やℤを用いたサイクル崩しの型も多め。
→DLポリ2を意識した調整や耐久型のポリ2を崩せる挑発型、毒羽型など崩しとサイクル参加できる型がトレンド。
→水zが主。現状身代わりを搭載し、ポリゴン2やギルガルドに対して強めな型が多め。激流水Zの認知も進んだので、ゲッコウガミラーや電気に強めなスカーフ型、水zの対策としてくる水をカモる草zなどの増加も予想される。型を絞らずどんな型でも対応できる構築を目指したい。
→スカーフが多め。この構築の剣はスカーフという認識が広がりつつあるので今後型やポケモン自体が変更されるのではないか。(とか?)
カバマンダ軸
+鋼()+水()@2
@2プール()
サイクル特化
+鋼+@3()
その他
、++etc
※その他は上記の構築ほどの数はいないが1シーズンに何度かマッチングする軸
は羽休めや身代わりを搭載しサイクルを回し、隙を見て竜舞する型が多い。サイクル特化だと毒羽が稀に存在する。砂パ等の少ないサイクルで相手を崩すPTの場合特殊型も警戒したい。
性格は意地っ張りや慎重、腕白など様々。どの性格のマンダでも勝てる構築にすべし
<構築の特徴>
構築の特徴としては回復木の実が多い。流行り構築はがとまる相手()対面からの崩し(毒やz毒羽など)を意識した構築ではないかと思う。
役割集中という意味では激流水zでを崩す。呪いやzにより鋼を削るなど。構築単位で毒々を仕込み、役割破壊を狙う動きも多い。
は初手が多いが、後発から電気無効のクッションとして扱う動きもみられる。後発からの展開にも要警戒。
鋼は2枠入っていることが多く、+や+、or+など多岐にわたる。
鋼という並びには最低限不利をとらない構築をつくっていきたい。
レート全体に多く生息しており、2メガの構築よりかはマンダ1メガを軸とした高種族値のPTが多い印象。2メガの場合は相方のカバルドンと相性の良いリザードンやゲンガーと同居していたり、マンダが妖に弱い関係からかメタグロスと同時採用されている構築をよくみる。
環境トップメタとして認知されている感があるので、ミラーに強い構成等(特に水枠)の変化が予想される。大まかな構成はかわらないと思うのでしっかりとメタをはっていきたい。
リザスタン
(→,左3のうち一体が)
補完リザ
軸+、軸+、軸+、軸+など
XY両方同じくらい存在している。Xの場合は低速サイクルを崩す剣舞型か龍舞羽休め、鬼火羽休めのサイクル参加型が主。Yの場合は性格控えめでHBに厚く振り対面性能を高めた型かニトロチャージにより全抜きを狙う型が多め。リザードン検定に絶対の自信を持っている人以外は決め打ちせずどちらが来ても勝てるような構築を目指していきたい。
<構築の特徴>
地面枠としてはが一番多いがと組まれていることもままある。
カバリザの並びだとカバルドンはゴツゴツメットを持っている可能性が高い。(もちろん木の実が今後もっと流行る可能性もある) ※3/13現在においてポケットファンクションに登録されているカバルドン+リザードン構築167中126がゴツゴツメット。
リザードン1メガの構築は少なく、鋼のメガ枠と同居している場合が多い。また構築の補完のメガ枠として採用されるケースも多く、対面的な軸(軸等)と同居している構築もよく見かける。
リザードン軸は鋼タイプをよびたい関係からかの採用率が高く妖タイプを2枠(+、+、+)採用している構築も多い印象。
リザードンがステルスロック持ちを呼ぶので、相手のステロ持ち対面からの崩しや、カバリザの並びで呼ぶ水タイプに対しての強い解答を持っている構築が上位に勝ち上がっている印象。
対策するときにはリザードンだけでなく裏のメガ枠のことまで考えた構築にしないと選出択になり、安定した勝率が望めないだろう。
メタグロス軸
メタグロススタンダード
+()()()
受けサイクルベース
@など?
サザングロス
水@3
はほとんどの型が陽気でフルアタ。ほとんどがアイアンヘッド・冷凍パンチ・地震・雷パンチ・バレットパンチから4つ選んだ構成。思念の頭突きやアームハンマーを覚えている個体もたま~にみるがその他はほぼみない
<構築の特徴>
大きな特徴として地面枠にの採用が多い。※3/15時点でポケットファンクションに登録されているメタグロス入り365構築中132構築が。61が。カバ採用時はほぼゴツメ。
スタンダートな構築はレート全体でよく見かけるが、受けサイクルは1800↑あたりから多くなる気がする。
スタンダードなサイクル主体の構築では2メガとしてリザードンと同居しているのもよくみる。サイクルベースの構築の場合はゲンガーやボーマンダと同時に採用されていることもあるかなというくらい。
が崩し要素を持たない場合が多いので、取り巻きで相手の受けを崩してを通す構築が主。特になどを崩したり起点にするポケモンは必ず採用されている。
Sに補正をかけている個体が非常に多く、アイアンヘッドによる上からの怯みは凶悪な要素なので上から倒すことを心掛けたい。
クチート軸
クチート軸スタンダード
@2()
ラティクチ
@()
性格は意地っ張り。技構成としてはじゃれつく、ふいうち@2(炎の牙、剣の舞、叩き落とす、雷パンチ、冷凍パンチ)の型が主。HAぶっぱが基本だが、60族あたりまでを意識してSに振っている場合もある。高火力による崩しもでき、先制技によるスイーパーもできる強力なメガ枠。
<構築の特徴>
で大体固まっている。
は特性DLでHCベース、技構成はトライアタック、シャドーボール、冷凍ビーム(最近は10万ボルトの方が多いかも)、トリックルーム。初手で出される場合が多い。
Z持ちが多い。との技範囲の関係からか霊Zをもっていることが多い。トリックルームを所持し、トリルエースを複数回活躍させることを想定した育成もみられる。
は襷。この構築のキノガッサはどうかわからないが、最近剣の舞を採用し崩しの要素をもたせた型が流行っているらしい。受け構築を使う際には注意したい。
はoras時代にいたゴツゴツメットを持たせた型は減り、眼鏡やZをもたせたアタッカーが多い印象。
基本的には1メガの構築が多いが、対面的な並びとして同時採用しやすいリザードンやガルーラ、構築全体が鈍足になりやすくハメられやすい関係からかゲンガーなどの高速メガと一緒に入れられている場合がたまにある。
構築の面子、型ともにある程度固定化されているので、しっかりとメタを考えていきたい。
ゲンガー軸
ゲンガー軸スタンダード
受けサイクル
ゲンガー入り受けループ
その他
、
高い素早さと広い技範囲を活かしたフルアタのゲンガーと優秀な補助技と特性を生かした滅び道連れ型、構築単位で状態異常をまいてたてる鬼火(催眠)祟り目型が主な型。フルアタならCS、滅び型や祟り目型だとHSベースが多いきがする。
<構築の特徴>
自分のイメージだとサイクルや受けループの印象が強いが、S8はゲンガー軸が一時期流行っていたらしい。
サイクルや受けループだとの一々交換性能をいかして、サイクルを崩壊させてくる積みアタッカーなどを倒し、相手を詰ませるムーブをしてくることが多い。
ルカリオ軸
ルカリオスタンダード
()
積みサイクル
()
USMでコメットパンチを習得した影響からか物理型の方がやや多い。
<構築の特徴>
の耐久が低めなためか、呪いなどで起点をつくって展開したり、
のトンボルチェンにより展開していく構築が多い印象。他のメガ構築と同様に裏のポケモンに崩し要素をもたせてで抜いていく動きも流行っているので、一貫をつくられないように注意したい。
といった6世代でよくみた耐性による積みサイクル的な並びはの影響からか減少傾向にあり、サイクルの中で崩しを行う構築が多い印象。
完全に主観だが17001800帯で特によくマッチングする気がする。
ガルーラ軸
ガルーラスタン
()@2()()
その他
、
猫だまし、捨て身タックル、冷凍(炎)パンチ、地震(不意打ち)とグロウパンチ、不意打ち、炎のパンチ、ノーマル技の2パターンが多い印象。性格は猫捨ての構成だと陽気、グロ不意だと意地っ張りの場合が多い。PGLでは意地っ張りが72%、技の比率でも捨て身タックル70.1%、炎のパンチ64.9%、不意打ち56.7%、となっており、猫捨てで上から相手を縛る型よりも、グローパンチや炎のパンチを用いて相手を崩し、不意打ちで相手を縛る動きもできる型が流行っていることが分かる。
<構築の特徴>
対面的な構築がほとんど。従来のといったをとにかく活躍させるような構築は少なくなっている。
この軸のは霊Zが多い印象。の炎のパンチと並べて対面構築で重くなりがちな鋼を処理してくる。
()、のような並びが多く、崩しにくいので意識した構築を組みたい。
1メガの構築が多い印象だが、と一緒に組まれていたり、構築の崩し要素として保管に入ってくる場合もある。
が突破しにくい物理受けを起点にできる点や岩石封じ等のS操作技を覚えるからか、が構築に入っていることもあるので注意したい。
ミミロップ軸
ミミロップスタンダード
@()
?
性格陽気ASぶっぱでほぼ確定。技構成は猫だまし、飛び膝蹴り、恩返し、冷凍パンチor身代わり。型としては上記のもの以外をみることはほとんどない。
<構築の特徴>
の型は前述のとおりであり、崩し要素をもつことがないので、取り巻きが崩し要素を確実に持っていると考えていい。 また同じ理由から補完のメガ枠として、耐久型をキャッチして倒せると一緒に入っていることが多い。
という並びは軸となっていることが多いので対ミミロップを考える場合はここから考えるべきか。
バシャーモ軸
バシャバトン
+etc
対面ベース
サイクルベース
@
最近レートであたるバシャーモはバトンタッチを採用し有利対面を能動的に作り出すものが多い。他には剣舞を搭載し雷パンチなどで受けを崩したり、目覚めるパワーによってボーマンダなどを誘って倒す型もよくみかける。
メガだけでなく襷や球をもった型、草Zや電気Zなど役割破壊も組み込みやすい厄介なポケモン。
現状ゲッコウガやレヒレが多い関係からか数を減らしているがポテンシャルは最大級なので、隙をみせない構築にしていきたい。
その他意識したい構築
、
アーゴヨンの登場により環境に現れた軸。ステロまいて積んで崩すことをコンセプトとした構築。
受けループ。要対策。
()()
イーブイバトン。現状数を減らしている感があるが、相手のメタをしっかり理解しそれをかいくぐれる対策を。
+
分身バトン。ジャローダやフーディンといった起点作りで麻痺などをまき、影分身を積んで相手を詰ませる構築。前述のような起点作りと同居している場合や、普段レートであまりみないポケモン(ピクシー、ネイティオ、ヒヤッキーなど)がいる場合、分身バトンの可能性が高い。選出画面で全く分からない構築もあるのも厄介なところ。
<個人的注目ポイント>
多分蛇足だけど意識したい事項
-
+、++→どの軸にも入ってくる並び。逆にいえばこの並びが安定しないとどの軸にも負ける可能性が高い。特にはどんな構築にも入ってくる最重要警戒ポケモンなので基本選出はに強い選出にすること。
- 現状の流行りとして、耐久に努力値を割いた準伝説(半分回復実が多い)で受けまわし、早いメガ枠で掃除する構築が多い。
-
に弱い構築は対戦するときにストレスたまるから構築組む時には忘れずに対策してくれ。頼むぞ構築組む時の俺。
-
→スカーフ型よりも耐久振り眼鏡やZの増加を強く感じる。襷もあまり見ない。
-
→完全に体感だが、1500、1600付近は特にバシャバトンが多い気がする。
-
→S7と比べると少なくなったと感じる。以前はCS龍Zが多かったが現在は耐久振りなどの開拓が進められているので今後どうなるか。
-
軸としてまとめづらかったのでまとめていませんが、レートでもよくみるメガ枠。技構成も様々であり、龍舞は確定としてその他は滝登り、氷の牙、地震、アイアンヘッド、挑発、身代わりなど絞ることが難しい。他のメガ枠と同時採用されていることも多々あり、不意の飛行zやアイアンヘッドなどで崩壊させられることもよくある。舞われない立ち回りやスカーフコケコ等による上からの対策を講じていきたい。