S12お疲れ様でしたー。
個人的には全然勝てなくて、最終日も無限に連敗し続けた厳しいシーズンとなってしまいました。
自分の中では新しい型作りにも挑戦したので、記事にして残しておこうと思います。
〈構築経緯〉
前期に鉢巻バンギラスを使っていて、高火力悪技の通りが非常に良いと感じ、悪Zバンギを軸にすることを決めた。バンギと相性の良いメガ枠として、拘りテテフ対面やギルガルド対面から有利対面を作れる点、ゲッコウガを上から倒せる点を評価しメガゲンガーを採用。ここまででカバマンダや格闘タイプに不安がありすぎるのでカプレヒレを。個人的にバンギだけで電気タイプを見ることはしたくなかったことや、地面の一貫をきれることを評価しランドロスを採用。このままだとミミッキュで全員倒されてしまうので、メガ枠との相性を見つつ色々誤魔化しのきくポリゴン2を採用。最後にオニゴーリやグライオン絡みのサイクルが辛かったのでフェローチェを採用した。
〈個体紹介〉
臆病
鬼火 祟り目 ヘドロ爆弾 10万ボルト
H236 C76 S196
C……ゲッコウガを10万ボルトで確定
S……最速ゲッコウガ抜き
H……特化ミミッキュの+2影うち最高乱数以外耐え
懐かしき鬼火祟り目ゲンガー。
初手の襷ランドや鋼タイプに鬼火祟り目うつのが雑に強かった。対面霊Zのミミッキュをケアしつつ、突っ張れる所も嬉しい点。
構築をみてもらえればわかるが、ミミッキュを受けれそうなポケモンがポリゴン2しかいない。霊Zミミッキュではポリゴン2の突破は困難なので、専用Zミミッキュを初手で呼びまくったところをゲンガーで刈り取っていくのは楽しかった。
今まで何度かメガゲンガーを使ってきたが、鬼火を当ててくれさえすれば一番使い安いメガゲンガーだと感じた。
ただ、環境に多かった意地っ張り+思念の頭突き+バレットパンチのグロスに鬼火当てても縛られるのは少し選出を窮屈にする要因となった。
このポケモンを残しておかないと勝てない場面や、選出時に役割を広く持ちすぎて過労死する場面がとても多かった。役割を分散させることが大切なポケモンだと強く感じた。
10万ボルトの枠はスカーフカミツルギが重すぎるので気合い玉にしていたときもあるのだが、全く当たらなかったので10万ボルトのままにしていた。カミツルギより個体数の多いゲッコウガを安定させたかったということにしておいてください。
最終日にスカーフカミツルギにマッチングしまくって泣いてた。
バンギラス@悪Z
意地っ張り
H252 A100 B60 D4 S92
D……端数
S……Sに厚めに振ったガルドを抜くために最大限
岩石封じ+悪Zにより後だしミミッキュや対面ミミッキュの剣舞を許さない。
今回の型にしたことで追い討ちを打つよりも、岩石封じを放った方が良い場面が増えたので、追い討ちは要検討枠。
一回限りではあるものの、イカサマZの火力は非常に高く、相手の意識の外から高い火力の悪技を放てるのは強力だった。
この構成だとボーマンダに対してそんなに強くないので、岩石封じいれつつ裏のポケモンで処理する必要がある。
岩石封じ+イカサマによりグロウパンチから入ってくるガルーラにお仕置きできたり、リザードン軸にはもともと強めなので色んな構築に出すことができ、信頼の高いポケモンだった。
こちらのゲンガーと相手のテテフ対面からバンギにひいて岩石封じ+悪Zで後だしミミッキュを倒せるところなども評価が高い。
最終日はバンギラスバックを読まれまくって詰んで詰んでだった。
カプ・レヒレ@拘りメガネ
控えめ
H236 B76 C196 S4
調整は眼鏡レヒレで検索し、ボーマンダのストッパーにもなれるようにしたかったので、Bに厚めな調整を参考にさせていただきました。
以前HBのレヒレを使っていて、火力不足を強く感じ、脳筋な自分としては扱いが難しいと感じていたので、今回は火力のある型を採用した。自分としてはとても扱い易く、あと投げしてくるカプコケコやカミツルギを吹き飛ばしたり、テッカグヤやギルガルドに対して半分削れるのはとても大きかった。
めざ炎はナットレイなどが重いので採用。カビゴン意識のトリック、氷技も一考の余地あり。冷凍ビームや吹雪にしていたときもあったが、冷凍ビームはアーゴヨン対面積みを許さない点が強いかなと。吹雪はモロバレルやフシギバナ後だしにあててやろうと思って採用したけど、フシギバナは余裕で耐えるし、そもそも当たらないので流石に難しいかなという印象。凍える風とかも採用候補になるのかもしれない。
ランドロス@拘りスカーフ
意地っ張り
地震 岩石封じ 蜻蛉返り 馬鹿力
H4 A252 S252
スカーフランド+バンギラスを並べることでリザードンに対して安定して立ち回ることができる選出。
最近のウルガモスはSにあまり振っていない個体が増えたと感じ、ストッパーも任せていた。
岩石封じは、こちらの裏のポケモンが素早さの遅いポケモンが多いことや、ゲンガーの縛り範囲を広げることを意識しての採用。
馬鹿力はミミロップやカミツルギが重いので採用した。カミツルギを蜻蛉+馬鹿力で倒そうとしたら、叩き落とすされて悲しいことになってしまった。
フェローチェ @電気Z
控えめ
冷凍ビーム 虫のさざめき 電撃波 蝶の舞
H4 C252 S252
グライオン+ドヒドイデやクレセ+オニゴーリに身代わり残されても大丈夫なようにさざめきを搭載したフェローチェ。
ドヒド+グライにもオニゴーリ軸にも必ずミミッキュが同居しており、通し難い印象だった。
一応、ギルガルドを倒せばマンダ軸にも通せなくはなかったが、スカーフカミツルギにおやつにされる。
ハマれば強いがだせる構築が少なく、もっと完成度の高い構築にピン指しするぐらいでないと、一枠使うには勿体無いと感じた。
ポリゴン2@進化の輝石
図太い トレース
イカサマ 電磁波 毒々 自己再生
H244 B176 D68 S20
調整は前に使ってた個体の流用です。Sは電磁波意識、Dはテテフのサイキネ意識です。
イカサマ+電磁波はミミッキュが重いので採用。毒々はカビゴンやポリゴン2を意識して。
思念+アムハングロスは電磁波ポリゴン2に(怯ませなければ)勝てないので電磁波をいれて誤魔化していた。
相手の地面枠が重めな構築なので、冷凍ビームが欲しい場面も多かったが、技スペースがたりなかった。
電磁波や毒々をまいて、ゲンガーの祟り目で〆る展開は単純だが強い。
〈辛いポケモン〉
カミツルギ→スカーフならほぼ無理。
キノガッサ→ゲンガーとバンギの砂で誤魔化す。
カプテテフ→バンギバックを読まれます。鋼いないし当然っちゃ当然。
ミミッキュ→普通に重い。
スイクン→やばい。
〈おわりに〉
命中不安が多く、安定感のない構築だったなと思います。
特にミミッキュやテテフが重い構築はやっぱり厳しいと感じました。鋼タイプの重要性を学びました(今更)。
収穫としては、メガゲンガーには大きな可能性を感じました。今後も色んな型や構築を試してみたいと思います。
最近は環境に刺さるバンギラス考察からスタートしてる気がするので、来期はまた違ったスタートラインから始めようかなーと考えています。(実際どうなるかはわかりませんが。)
自分が構築に組み込める鋼タイプから探してみるのもいいかもしれませんね。
来期はもっと時間に余裕ができると思うので2000いけるようにまた頑張っていこうと思います。
読んでくださりありがとうございました。
また会えたら会いましょう。では。