はじめましての人ははじめまして。パンだむと申すものです。
今回は8世代最初の記事になります。順位としては中盤に最高59位、最終314位でフィニッシュとなっております。
前書きはこれくらいで本編どぞー。
こんな構築でした。
〈構築経緯〉
8世代の対戦をしてるなかで、ダイマックスポケモンと非ダイマックスポケモンの力関係が明確すぎて、後にダイマックスをきられるだけで不利になってしまう点が自分としてはとても窮屈だと感じた。
そこで、まずはダイマックス>一般ポケモンの力関係を打破するため、世に蔓延るダイジェッター達を一撃で粉砕できる「鉢巻ガラルヒヒダルマ」を採用。
次に、ヒヒダルマの火力を押し付けるためにはダイジェッター達の上をとる必要があるため、素早さ操作要員として「襷エルフーン」を採用。
また、相手にダイマックスによる切り返しを強要させる対面性能の高いダイマックスポケモンとして「命の珠ドラパルト」を採用。
この3体を軸とし、残りは対面操作要員且つドラパルトに強めなポケモンとして、「輝石タイプヌル」。ミミッキュに対して強めで、ドラパルトを出しにくい構築にだすポケモンとして「オッカアイアント」。受け回しに対して選出するポケモンとして「食べ残しWロトム」を採用し、今回の構築となった。
〈個体紹介〉
ヒヒダルマ@拘り鉢巻
意地っ張り、五里霧中
H4 A252 S252
構築の軸。
技構成としてはメインウェポン且つダイマトゲキッスやドラパルト、サザンドラなどを倒せる氷柱落とし。ダイマギャラドスを倒すためのストーンエッジ。バンギラスやカビゴン等にうつ馬鹿力。ドヒドイデや炎にうてる命中安定技として地震を採用。
自分は上から怯みも狙えるし、火力中毒なので氷柱落としを採用しているが、ダメ計すると冷凍パンチで欲しい火力は足りてる説があるので冷パンのが良いかもしれない。ちなみにだが、ストーンエッジを採用していても、砂こみA特化ダイロックでパルシェンは倒せないのでこのポケモンはどうあがいてもパルシェンの起点。
調整はシンプルに意地ASぶっぱ。軸となるポケモンなので初手だしをしやすいようにD振りにしたり、ドリュウズを抜けるようになる陽気など色々試したが、結局火力が足らないので意地っ張りでの振り切りとなった。ギャラドスを意識するとASどちらも削れない。
運用としては、基本的に後発におきエルフーンの追い風から展開していく。初手におく選出も序盤中盤はよくしていたが、意識されすぎて弱いのであまりやらなくなった。
このポケモンにダイマックスをきる動きは決して強い動きではないが、弱い動きでもないので、きる際には思いきってきることが大切だと感じた。特に守る持ちはほぼ守るから入ってくるのでダイナックルから入ったり、サザンドラやヒートロトムを倒せば一貫がとれる場面などで、ダイマをきると気持ちよくなれる。
エルフーン@気合いの襷
控えめ、悪戯心
B4 C252 S252
ムーンフォース、追い風、置き土産、我武者羅
クッションとサポート役。
技構成は一致技で通りの良いムンフォ、素早さ操作技の追い風。追い風ターンの調整の為の置き土産と、ダイスチル使いなどを無理やりダルマの圏内に押し込む為の我武者羅を採用。
相手のダイマックスに対して後だしをしつつ、追い風や我武者羅を打って退場するのがお仕事。縁の下の力持ち。
ドラパルト@命の珠
控えめ、すり抜け
H4 C252 S252
流星群、シャドーボール、大文字、鋼の翼(不意討ち)
めちゃつよポケモン。
ダイマックスをきるポケモンなので、ダイマックス時に最もパワーのでる持ち物として命の珠を採用。
控えめ特化の理由はドラパルトの対策ポケモン達が軒並み物理によっていると感じたから。弱点保険ドラパルトの調整ラインも補正無し珠ダイドラグーンだったので、その調整も崩せるかなと思っていたが、何度も耐えられたのであまりあてにならない。(乱数60%くらい)
流星群、シャドボ、大文字は範囲と火力面かや確定として、最後の一枠は相手の襷持ちやドラパルト、ギルガルドに強く出れる不意討ちを採用していた。不意討ちの使用感はめちゃ良かったのだが、終盤は裏のアイアントをあまり信用できなくなっていたため、アイアントを選出する予定だった構築にも出せるように鋼の翼を採用した。主にニンフィアやピクシー、ミミッキュ入りへの勝率を上げるために採用という感じ。正直不意討ちの方が強い。
調整はCSぶっぱにしたが、もう少しSを削って耐久に回しても良かった気がする。
ちょっとだけダメ計
H252D4輝石タイプ:ヌルに特化珠ダイドラグーン→(49~58.4%)乱数2発(98.8%)
H252D4ヌオーに同上→(98.5~116%)乱数1発(93.7%)
……いい火力だぁ。
アイアント@オッカの実
陽気、はりきり
H4 A252 S252
アイアンヘッド、岩雪崩、馬鹿力、雷の牙
特殊ドラパルトが選出しにくい耐久ベースのフェアリー入りに圧をかけれるダイマックスポケモンとして採用。
技構成はメインウェポンのアイアンヘッド。こちらのヒヒダルマが苦手とするパルシェンとリザードンを意識しての岩雪崩。この子のダイロックはパルシェンに対してもダメージ足りてるのがよき。そしてドリュウズやカビゴンに対する打点となり、Aアップも狙える馬鹿力。最後の枠にはアーマーガーにあまり隙をみせたくなかったのとニンフィアの欠伸などを意識し雷の牙を採用した。
オッカの実の理由は命の珠も襷も他で採用しており、ダイマックスをきれば炎技以外は基本的には一発耐えるので、行動保証を持たせる意味での採用。この持ち物によってスカーフ炎技やドラパルト入りの構築に対しても仕事ができるようになる。但し、オッカの実を持っててもタイプ一致特殊炎技うたれると普通に倒されてしまう。悲しい😢。
こちらの構築にヒヒダルマがいるからか、炎タイプの被選出率が高く、このポケモンを暴れさせてダルマとの役割集中の形をとれるのが強かった。
ただ、雷の牙によって勝てるようになった対戦はないし馬鹿力でA上げたところでダイマきれたら技があたらんので、この構成は微妙な気がする。ダイロックのおかげで勝てた対戦は沢山あったのでこのポケモンのダイロックはマジで強い。
終盤は鬼火や壁持ちのドラパルトをよくみるようになり、受け構築の増加などによってあまり選出ができなくなってしまったポケモン。
タイプ:ヌル@進化の輝石
生意気
H252 B4 D252
蜻蛉返り、電磁波、凍える風、金属音
第2のクッション。
技構成としては対面操作技の蜻蛉返り、素早さ操作の電磁波。ラムの実持ちにうてたり、ダイジェット3回打たれた際のS操作を打ち消せるなど、なにかと便利な凍える風。ラスト一枠には金属音を採用した。
金属音はヌルが身代わりや瞑想呪い、蓄えるなどで起点化されることを防ぐための技。ダイスチルやダイアースなどで詰みになる展開を避ける使い方をよくした。勝つ為の技というより100%負けの状況を減らすための技なので、命中85%に目をつぶって採用。
特殊受ける機会が多いと思って生意気にしたものの、物理ドラパが多かったし物理に補正かけた方がいい説もある。よくわからん。
ロトム@食べ残し
控えめ
H252 B4 c196 D4 S52
ハイドロポンプ、悪のはどう、身代わり、悪巧み
S1で8位の方が使われていたのをそのまま使わせていただいた。
上記のポケモン達で相手しにくい、アーマーガーや欠伸と守るを使用してくる耐久ポケモン達を倒せるポケモンがいないかと探していたところ、素晴らしい記事を見つけたのでそのまま使わせていただいた。
終盤に採用したので、使い慣れた他のポケモンに選出が偏ってしまい、あまり選出できずにシーズンが終わってしまった。
〈選出〉
基本選出
ドラパルトorアイアント+エルフーンorタイプ:ヌル+ヒヒダルマ
相手をダイマックスで一体持ってく→相手の切り返しに対してエルフーン(ヌル)交代S操作→ヒヒダルマ+ドラパルト(アイアント)で〆。
ヒヒダルマがめっちゃ刺さってる時にだす。
受け回しに選出する。ザ、パワー選出。クッションが欲しい時にはヌルをどれかに変えてだす。
〈辛いポケモン〉
ミミッキュ……ダルマが激烈に不利をとるため。
ルチャブル……ダルマより早いダイジェッターはうまく展開されると無理。
欠伸ポケモン……状態異常耐性がないため。
襷最速ドラパルト……ヌルだしてないと勝てない。終盤多くて泣いた。
〈感想〉
なかなか勝てたのでたのーしかった。
ダイマックスをきるタイミングを事前にある程度決めとくと、自分みたいなプレイングがあまり良くない人間も対戦しやすくなってよき。
来期は前シーズン勝てなかったルチャブルのリベンジしたいけどどうなるか。