今回はインターネット大会〈INC〉で使用した構築の記事となります。結果は最高1708、最終1678となりました。
WCSの世界王者が集まる大会をみてて、めっちゃ楽しそうだったので自分でもダブルに挑戦してみた。
初ダブル記念記事ーーーーー!!!!
ポケダンやってたら記事めっちゃ遅くなってしまった。
〈構築経緯〉
ダブルのランクマを潜ってて、相手にしていて非常に強力だと感じた軸、
これらの軸に対し勝てる構築を組むことを目標にスタート。
まずエルフーンを絡めたスタンパに安定して勝つには、エルフーンの脱出ボタントリックなどのギミック止めなければどうにもならないと感じたため、猫だまし+横のポケモンに圧力を与えれる並びを考えていった。
そこでまず「オーロンゲ+インテレオン」の並びから構築をスタート。インテレオンであればダイストリームでダイマリザードンを確定一発にでき、ダイアースでジュラルドンに打点を持てる。特殊アタッカーなのでエルフーンの甘えるで火力を削がれる展開が無いのも評価。そして、オーロンゲは猫だましを使え、嘘泣きなどの火力補強や素早さ操作ができるポケモンなので、インテレオンの魅力を最大限いかせるポケモンではないかと考え採用。
ここでインテレオンの技「ねらいうち」に着目。ねらいうちはサイドチェンジやこの指とまれの効果を受けずに攻撃できる効果をもつ。この技をうまく使えばトリックルーム+ドサイドンを安定して倒せるのではないかと考えた。
ねらいうちでドサイドンを倒すには、先にダイアースやダイロックを打たれてはダメなので、トリックルーム下でインテレオンをドサイドンより早く動かすために「おさきにどうぞ最遅素早さ半減持ち物トゲキッス」を採用。このトゲキッスはトリルエースのローブシンに対して強いのも評価。また、この指とまれを採用することで、味方攻撃弱点保険起動や叩きパなどのギミックを阻害できるようにし、構築の対応範囲を広げた。
ここまでの構築ではトリックルーム軸の、コータス、ブリムオン、バンギラス、ニンフィアに対してまだ安定して勝てないと感じたため、「突撃チョッキギガイアス」を採用。ギガイアスであれば上記のポケモン達全てに弱点をつくことができ、対トリル要因として優秀だと考えた。
ここまでで、対トリルに寄せすぎて全体の素早さの低下が気になったため、シンプルに早くて強い「襷砂かきドリュウズ」を採用。ギガイアスとも相性が良いし、インテレオンにうたれる電気技を無効化できる点が特に優秀。
そして、最後に水タイプやアーマーガーが辛かったため、保管として「カットロトム」を採用して今回の構築となった。
まとめるとシンプルに強いインテレオン+オーロンゲを主軸とし、使用者が多いと予想したトリックルーム軸に対してメタをはりまくった構築です。
〈個体紹介〉
インテレオン@命の珠
控えめ
H4 CS252
ねらいうち、吹雪、マッドショット、守る
性格を臆病にすると、H振りトゲキッスに対するダイアイスやH振りダイマドサイドンに対するねらいうちのダメージが乱数になるため、性格は控えめで採用。
技構成は環境に刺さる3ウェポン+守るを選択。ねらいうちの理由はサイチェン+ドサイドンの並びを逃さず仕留めるため。マッドショットはジュラルドン意識。吹雪はキッスやドラパルトへの打点を意識しての採用。
最後の技はダイジェットと守るで迷ったが、守るがないとこちらのオーロンゲのしっぽトリックでアドが稼げなかったり、ウインディの神速圏内にすぐに押し込まれてしまったりと、扱いが難しかったため守るを優先して採用。他の技も範囲的に外せなかった。ただ、吹雪のところを冷凍ビームで良かったかなーという感じ。
オーロンゲ@こうこうのしっぽ
わんぱく
H244 B196 D68
ソウルクラッシュ、猫だまし、トリック、嘘泣き
HB……珠ドラパルトのダイスチル確定耐え
D……残り
サポート要因。
こうこうのしっぽトリックの採用理由は相手の襷や弱点保険を奪い、次のターンに攻撃を重ねる動きをとれるのが強いと感じたから。一体だけではあるものの、ダイジェットや追い風、トリックルームなど全てにS操作に対して有効な点がとても嬉しい。道具の効果反映が次ターンなのは、横に並べるポケモンを守らせることでそこまでは困らなかった。
その他の技構成としては、エルフーン軸やトゲキッスのこの指を意識しての猫騙し。インテレオンの圧力を高める嘘泣き。一致打点としてや、デバフとしても優秀なソウルクラッシュを採用。
しっぽトリックは強かったが、ダイジェットするポケモン+火力あるポケモンと並べられた際に片方しかとめられず押しきられる場面が多かった。
冷静 強運
HB252 C4 S個体値0
最遅かつ素早さを1/2することでトリックルーム下でドサイドンよりも早く動くことができる。これによってトリックルームを防ぐ行動をせずに、ドサイドン軸にeasywinできることに魅力を感じ採用。
HBベースはアイアントが無理過ぎたので、ダイマックスきれば一応耐えられるようにHBに振り切った。
技構成としては一致打点かつ、ローブシンへの打点となるマジカルシャイン。ナットレイとアイアントを意識しての熱風。叩きパや弱点保険起動ギミックの阻害ができるこの指。インテレオンを動かすおさきにどうぞ。
まぁ、ぶっちゃけこの構築一番の問題点。確かにトリル下でドサイドンより早く動けるのだが、想定通りの動きでトリルドサイドンに勝つことができなかった。
具体的にはサイドチェンジばかりを想定していて、地ならしのSダウンを想定していなかった。トゲキッスの優秀な耐性が仇となり、トリルされた後、横のサマヨールなどに地ならしされるとドサイドンに先に動かれて悲しいことになってしまった。このポケモンのままでいくなら黒い鉄球を持たせるべきで、ポケモン自体を変更するならピッピとかを採用できるとよかったかなぁという感じ。
勇敢
HA252 D4 S個体値0
ブリムオンやニンフィアなどの特殊アタッカーを意識し、突撃チョッキでの採用。
また、馬鹿力を搭載することで、トリルバンギラスにも勝てるようにした。
普通に強かったけど、サイチェンに屈してバンギラスを倒せなかったのが心残り。
ドリュウズ@きあいの襷
陽気
AS252 B4
アイアンヘッド、10万馬力、岩雪崩、守る
ミラーを意識しての最速。
ダイマックスをきらない場合が多いので行動保証を得る為の襷を装備。
技構成は扱いやすい4種類をチョイス。剣の舞が欲しい場面もあったので諸説。無難に強かったが、火力素早さ共に足らないと感じる場面が多かった。難しいポケモン。
カットロトム@こだわり眼鏡
控えめ
H156 C252 S100
10万ボルト、ボルトチェンジ、リーフストーム、サイドチェンジ
S……流行っていたトゲキッス+水ロトムのロトムより早く動けるように多めに
H……残り
役割対象は水ロトムやアーマーガー、ギャラドスやトリトドンなど。これらのポケモンがいた場合に選出していく。
眼鏡の理由はダイマックス水ロトムを一発で倒す為。相手のキッス+水ロトムの両サイチェンコンビに対して、こちらはインテレオンとカットロトムを並べ、ダイアイスとリーフストームをキッス方向に重ねることで、サイチェンとこの指の択を回避できるように組んだ。本番でも決めれて気持ち良かった。
技構成としては一致打点の10万ボルトとリーフストームをまずは採用。残りは優秀な耐性をいかせるボルトチェンジとサイドチェンジを採用してみた。サイドチェンジはダイマックスきったときにダイウォールを使いたかったので変化技をいれたが、こだわりサイドチェンジは弱すぎたので正直失敗だった。そもそもこのポケモンにダイマックスきること自体があまり強くなかった。ボルトチェンジも裏に耐久のあるポケモンが余りいない構築なので必要なかったし、ドラパルトが辛すぎたので、悪の波動を採用するべきだった。
このポケモンは終盤に残しておくことが重要なポケモンなのだが、雑にきってしまって、詰みの場面を何度か作ってしまった反省点。
〈感想〉
ドラパルトをなめてた。
1700あたりからダイマドラパルト使いとのマッチングが増えて、それらに勝てなかったのがダメだった。トゲキッス+ドラパルトの並びに対して、ダイマドリュウズで勝てるやろーとか思ってたら全く勝てなかった。悲しみ。
あと、トリックルーム軸に対しても何戦か取りこぼしたのが心残り。トリックルームエースのメタばかり考えていたが、横に並ぶサマヨール等への打点を確保するべきだったと感じる。バンギ+サマヨールにサイチェンされまくってから全てがうまくいかなくなった。
次にダブルの構築を組むときは、もっとサイチェンをメタメタにできる構築を組みたいものです。
そんなこんなで初めてのダブルバトル大会は終了。ダブルバトル自体はめっちゃ楽しかったので今後もやっていきたい。シングルより楽しい説もある。
ポケダンやってて記事かくのめっちゃ遅くなってしまいました。読んでいただいた方いましたら、ありがとうございます。
みんなもポケダンやりましょう!!!!
(まとめがこれでいいんか?)