S13お疲れ様でした。
久しぶりに2000達成できて本当に嬉しかったです。
最終日は1960からもぐり始めて最終1798で終わっちゃったのであんまり胸を張れる結果ではないですが、読んでいただけると嬉しいです。
ながいこと1900帯で戦えたので、軸自体の発想は悪くなかったかなと考えております。
構築は色々いじりながら潜っていたのですが、最高レートを達成したときのメンツを主に書いていこうと思います。
〈構築経緯〉
ここ何シーズンかバンギラスを軸にして潜ってきたなかで、バンギラス自体に手応えを感じていたものの、中々勝ちきることができなかった。その原因を考えたときに、カミツルギとランドロス相手に苦戦しているという印象をうけた。
そこでバンギラスのお供として、カミツルギとランドロスに対してめっぽう強く、トップメタであるボーマンダ軸に対しても強くでれそうなCSメガボーマンダを採用した。ここまでで明らかに重たい妖とメタグロスを考え、ハッサムを採用し1800あたりまで潜っていたが、メガメタグロスは少し削ればメガボーマンダで縛れること、相手の妖から飛んでくるめざ炎でハッサムが倒される場面が目立ったのでギルガルドに変更。残りはバンギラスの取り巻きとして信頼しているメンバーを入れて今回の構築となった。
<個体紹介>
臆病
C252 D4 S252
ハイパーボイス 大文字 流星群 身代わり
DL対策にDに4振った最速マンダ。
特殊型の理由はバンギラスと組むにあたってテッカグヤなどの鋼に強い型を採用したかったから。ランドロスやHBカバルドンなどに強い点も嬉しい。
マンダ軸にも強めだし、メガメタグロスやメガルカリオを上から大文字で叩ける点、バンギラスと組むことでリザードン対面身代わりでXY両対応できたりと、環境のメガ枠殆どに強く、扱いやすいポケモンだった。
ただ今期は環境において一時期、特殊型(両刀?)が流行った影響からかカビゴンやポリゴン2、Dに硬いボルトロスなどが多くて通りが本当にわるかった。流星群もちのマンダのミラー対面も多く、対ボーマンダも安定しなくて苦しかった。
そんな向風の中でも、最終日まで19帯で長らく戦えたのはこのポケモンのポテンシャルのおかげだと思う。
技構成に対しては概ね満足しているが、身代わりの枠は要考察。威嚇入れてランドロスから身代わりを残せたり、宿り木やあくびをすかせるのは強かったが、両刀にしたり毒々にしたりなどもありだったかもしれない。
バンギラスを採用して重くなるポケモンランキング一位のウルガモス(個人の感想)に強いのが神だった。
ギルガルド@拘り鉢巻
陽気
A252 D4 S252
アイアンヘッド 聖なる剣 影うち 諸刃の頭突き
この枠は迷走しており、ハッサムやらドリュウズやらギルガルドやらとあまり固まっていません。
ギルガルドを採用した理由はテテフやレヒレ入りへの勝率をあげるため。
相手のテテフ+リザードンorゲンガーなどのバンギを削られたくない構築に対して、ガルドを噛ませることでバンギの負担を減らすことができる。
鉢巻の理由はミミッキュを上から縛るポケモンが構築にほしかったのと受け構築やメタグロス軸に対する崩し。対ミミッキュではバレルをだせてない場合も多く、相手からは見えない縛りというのは強力だった。ABミミッキュの上をとっており、ASミミッキュは影うちで縛れるという状況から勝ちまでの道筋をたてることができる。
メタグロスやゲンガーと対面をつくって裏のポリゴン2やグライオン、サザンドラなどを葬りさっていく動きは強かった。
鉢巻諸刃2発でエアームドがほぼ落とせるので、受けループに対しても崩しができるかなーと思っていたけれど、一発打つだけでこちらのHPがほぼ瀕死まで減るので打ちどころが難しかった。
崩しとしてZ技を持たせたい時もあったが、Z被りせずにすむ点や影うちの高火力に助けられたところも多かったので、この判断でよかったと思う。
カプ・レヒレ@拘り眼鏡
控えめ
H236 B76 C196 S4
調整は眼鏡レヒレで検索してBに厚めの調整をそのまま使わせていただきました。
カバルドン入りやゲッコウガに対して強めであり、ミミロップやジャラランガを相手取るには必要不可欠な枠。
技はムーンフォース、ハイドロポンプは眼鏡なので確定。残りは命中安定の波乗りと、今回は凍える風を採用した。
凍える風の採用理由としては、相手のミミッキュに対してモロバレルを選出していない場合に裏のギルガルドやバンギラスでの対処を容易にするため。
氷技はカバマンダなどに一貫するので使いやすいとは感じたが、めざ炎が欲しい場面やトリックが欲しい場面もかなりあったので一長一短。
最終日はトリックを採用したが一度も上手く決められなかった。眼鏡が有効に働く場面も少なく、HP管理もシビアだったので、今後採用する場合は自分にあった型をまた新しく考えていきたい。
モロバレル@イアの実
呑気
HB252 D4
今期はポリ2やゲッコウガをはじめとして、アーゴヨンやデンジュモクなど身代わりを搭載しているポケモンが多くて、あまり信用してあげることができなかった。
それでも、有利対面に一貫性のある胞子をうてるのがとても扱いやすく、受け気味のポケモンであるのに攻撃的な構築に採用することができるのが評価が高い。
個人的にはレヒレ入りには極力選出したくない。レヒレ+鋼には鋼対面から崩せるポケモンを別に採用して、釣りだしでもなんでもして崩すか、バレルを選出しないことが基本となる。
バンギラス@悪Z
意地っ張り
H252 A100 B60 D4 S92
HB……メガボーマンダの一舞地震耐え
A……イカサマZで呑気ガルド、ABミミッキュ確定
D……メガリザードンYの晴れソーラービーム確定耐え
S……ガルドを意識して最大限
岩石封じ+悪Zにより対ABミミッキュ性能を高めつつ、電気タイプとの対面から悪Zを打ち込むことにより裏のメタグロスなどを崩すことができる。
イカサマはランドロスやガルーラ、ミミッキュなどに隙を見せない点が強い。
地震はアーゴヨンやメガゲンガーに対してZがなくても倒せることやギルガルドを重くみての採用。
毒々はマンダを通すうえで障害となるポリゴン2やカビゴンなどに打つ技として採用。カバルドンバックに対する有効打としても強かった。
ただ、終盤増えていた身代わりポリ2に上を取られているので毒々が打てなかったり、電気タイプに追い打ち打てればボーマンダで勝てていた場面もみられたので一長一短か。
このポケモン単体だとボーマンダに対して強くないが、岩石封じのおかげでこちらのマンダで縛ることができるようになる。
龍舞や挑発とかを採用してみるとまた違ったポケモンになるのかもしれない。まだまだバンギは可能性に満ちてるなぁ。
終盤、気合玉もちのゲンガーやリザードンが多くて無理無理の無理だった。
ランドロス@ヤチェのみ
意地っ張り
H244 A160 D60 S44
地震 撃ち落とす 岩石封じ はたき落とす
HD……テッカグヤの放射を身代わりが耐える
S ……4振りグライオン抜き
A ……残り
マンダの障害になるポリゴン2やカビゴンの持ち物はたき落として一貫を作る。
ヤチェの実を採用することでポリゴン2のDL一段階アップでも冷凍ビームを確実に耐えて、裏の圏内にいれていくことができる。重めなボルトロスなどの電気に対してやメタグロスに対しても無理やり削りを行うことができる。
マンダで止められないめざ氷バシャーモのストッパーになれる点も偉い。
撃ち落とす地震はテッカグヤに好き勝手させないように採用。はたき落とすと両採用することでテッカグヤに対して早かろうが遅かろうが身代わりを残されることがないので、使用感はよかった。
岩石封じはミミッキュや浮いてる相手を削りを意識して。調整に関しては以前身代わりビルドランドを考えた時の流用。
最終日に重めのレヒレ+ポリ2やゲッコウガ、メタグロスを意識しボルトロスに変えたが活躍させることができなかった。
<辛かったポケモン>
→ゲッコウガ半端ないって!! アイツ半端ないって! 身代わりしたあと草zとかうってくるもん。そんなんできへんやん普通。言っといてや、できるんやったら。
飛行Z→威嚇を交えてなんとか。
→ハイボと聖剣で誤魔化せたらよかったのに。
→ランドの叩きもバンギの毒もエアームドあと出しでまわされるので無理。
〈感想〉
久しぶりに2000にいけたことが素直に嬉しい。
反省としてはゲッコウガが辛すぎたこと。かなり無茶な対処をしていたし、型によっては即降参ということもままあった。
最後にはレートをとかしてしまう結果となってしまいましたが、上記のポケモン以外にも、スカーフハッサムや弱点保険ボルトロスなど色々なポケモンを試すことができて、とても楽しいシーズンだった。
次のシーズンは長いらしいので、新しい軸やギミックとか考えていきたいですね。
最後に2000達成時の写真貼って終わります。
読んでくださりありがとうございました!